The Who アルバム一覧
オリジナルアルバム編
初期のアルバムから次々に、リミックス、リマスターされて再発されている。初期のアルバムはどれも特にマスターリングに不満があって、CD 化の際にそれが顕著となったが、これでずいぶん改善された。装丁も含めてていねいな仕事が評価できる。
- My Generation
- すばらしすぎる。なぜ CD にならないか?(どうやらCDになるらしいぞ!!→やっぱ無理か?)
- A Quick One
- Heat Wave がいいすね。だから本国盤に限る。最近出たリミックス&曲追加バージョンはお勧め。
- The Who Sell Out
- このころまでの(ポップな)Whoが好きな人も多いですね。これもリミックス&曲追加バージョンは良い。
- Tommy
- Whoの評価を高めたが、Whoファンはあまり好まない。リミックス、リマスターで CD 1枚になり蘇る。
- Live at Leeds
- 最近25周年記念盤が出て、Tommyの演奏を除くとほぼ完全版となりました。もはや LP を聴く必要は無い。一家に7枚。
- Who's Next
- やはり最高傑作なのでしょう。これも曲追加バージョンが出たが、元々が完成度が高すぎるので、全体としては良くない。しかし追加された曲のバージョンはどれも既発表バージョンより良いと思う。ということで、オリジナル部分と、追加部分を分けて聴くのが良いでしょう。
- Quadrophenia
- PeteTownshendを愛する人が聴いてください。Remix/Remasterバージョンは、クリアで生々しい音に変貌した。しかしそのおかげで、あの圧倒的な音の壁と、全体に漂う切なさがやや失われた気がする。やっぱり LP で聴くのが正しい。
- Odds and Sods
- 編集盤的変わり種。LittleBillyが良い。
- The Who by Numbers
- SqueezeBoxの歌詞が好きです。リマスター盤では、Bootlegで有名なSwanseaのライブから3曲が追加された。もうちょっと追加しても良いのに。:-<
- Who are You
- おっさんですな、もう。KeithMoonの遺作(;_;)。
- Face Dances
- これはWhoではないかもしれないが、好きなのである。
- It's Hard
- 疲れ果てております。
- Who's Last
- Last Tour. The show must go on.
編集盤その他
- The Who sings My Generation
- My Generation の米国盤。内容が一部違う。
- Happy Jack
- A Quick One の米国盤。内容が一部違う。
- Direct Hits
- 初の英国編集盤。アルバム未収録曲集。
- Magic Bus
- 米国での Direct Hits に相当するもの。
- Meaty Beaty Big and Bouncy
- 米国製の編集盤。レアなバージョンが収録されているため人気が高い。
- Tommy SoundTrack
- きわい映画ですね。Eric尊師に会える。
- The Kids are Alright (sound track)
- アルバムもいいが、やはり映画を見るに限る。
- Rarities vol1
- 英国での未発表曲集。
- Rarities vol2
- 続編。CD では一枚にまとまっている。
- Who's Missing
- 米国での未発表曲集。Bargain のライブを聴け!!
- Two's Missing
- Who's Missing の続編。
- Who's better, Who's Best
- 結成25周年記念ベスト盤。内容は普通。LPは何曲か編集されている。
- Join Together
- '89再結成ツアー。Peteが認めていないのでこっちに入れました。
- Thirty years of Maximun R&B
- 結成30周年記念編集Box。リミックスが良いので Must Item.
- My Generation
- Single を集めたベスト盤。"Who's better..." とほとんど同じだが、今後はこれを正統な Single 集と定義するようだ。リミックス済み。しかし "My Generation" とタイトルを付けられたということは、オリジナルスタジオ盤 "My Generation" の CD 化は既に諦めたか?
- My Generation
- 上記アルバム発売記念の(?)シングル。"Leeds" 版の "Pinball Wizard" 収録。
- Live at Isle of Wight
- 演奏は申し分なし。音的には「出来の良いブート」といった感じ。ミックスに不満。
- Rolling Stones Rock'n Roll Circus
- ついにオフィシャルリリース。"A Quick One" は "The Kids Are Alright" のサントラに含まれていたので、特筆することは無い。
- BBC SESSIONS
- ブートではおなじみの音源が、こちらもついにリリース。
未収録音源をボーナスCDとした特別盤も存在する。
映像
初期の映像では、マーキーでのライブがかっこいいと思う。これは "Who's better..." で "My Generation", "Thitry years..." で "So sad about us", "Beat Club #1(?)" で "Happy Jack" を見ることが出来る(Bootleg ならまとめて見られるが)。
中期では、やはりワイト島がショッキングでしたな。"Live at Leeds" を映像付きで聴いているような衝撃がありました。完全版が欲しい。あとはチャールトンのライブで "Bell Boy" を見ることが出来るのがうれしい。いずれも "Thirty years..." に収録。
後期は、Last Live のものがあるのだけれど、Who のファンでなければ見るに耐えない、
ファンであれば見るのが辛いものだ。'89 の再結成ツアーの方が良い。'79 であればもう少し充実したライブをしているはずだが、いずれにしても Keith が居ないわけだから...。
- Wood Stock(?)
- 映画ウッドストックです。
- Tommy
- Tommy映画化。Roger主演。Tinaが切れてる。なぜか女の子に受ける。
- The Kids are Alright
- TheWhoの全てがある。一度は見るべき。
- Quadrophenia
- 映画「さらば青春の光」です。
ラストが気に入らなかったが、実はオープニングがラストシーンで、前編フラッシュバックだという説を聞いて目からうろこが落ちました。
- The Who Rocks America
- Last tour の最終日。せつない。
- Who's better, Who's Best
- 結成25周年記念ビデオ集。
- Tommy New Live
- '89再結成ツアー。Simon Philipsが良い。
- Thirty years of Maximun R&B
- 結成30周年記念ライブ集。すごいぞ。
- Message to Love (ワイト島の映画)
- ワイト島の映画が出ましたね。TheWhoは"Young Man Blues" と "Naked Eye"が収められている。前者は"Thirty years of Maximun R&B"のものと同じ。TheWho 以外にも見どころ多し、必見。
- Listening to You (Live in Isle of Wight)
- 上記ワイト島のライブ('70/8)のソロバージョン。演奏が凄すぎる分編集に不満が残る。
- Rolling Stones Rock'n Roll Circus
- A Quick One を全編見るために絶対買わなければならない。番組終了直前に騒ぐPeteとKeithと、迷惑そうなMick Jaggerの表情がたまらない。
- Amazing Journey
- "Tommy"に関するエピソードを関係者が語り、合間に映像が流れる。レアな映像も流れるが、ほんのちょっとなので、欲求不満が溜まる。輸入版のみ。当然字幕無し。
- Who's Next(The greatest records in rock history)
- なんとマルチトラックマスターを聴きながら関係者がアルバムを語るシリーズ。
Peteの弾き語りよりもっとマルチトラックを聴きたいぜ、と不遜にも思ってしまいました。
- White City
- Pete の WhiteCity の映画化。小作品。
- Deep End Live
- Pete のソロライブ。良い。
- Pete Townshend Live
- Pete のソロライブ。Psycoderelict の演奏中心。じじぃになったなあ、と思う。
マルチメディア
- Tommy CD-ROM
- いろいろなバージョンの Tommy についての情報をまとめた CD-ROM。さらに Tommy 制作までの The Who の歴史などもインタビューを交えて紹介している。日本版未発売(日本語解説書のみ)。
Pete Townshend の作品
The Who の存続期間はほとんどソロ活動はしていない。する必要もなかったのであろう。Keith の死後に充実してくる。"Life House" を CD-ROM にする話はどうなったのだろう?
- Who came first
- PeteTownshendを愛する人が聴いてください。
- Rough Mix
- Pete と Ronnie が一緒にいるだけで私は満足。
- Empty Glass
- 最初のまともなソロアルバム。
- Chinese Eyes
- このころは死にかけていたので結構散漫。
CD を買って久し振りに聴いてみると、実はすごく好きなアルバムであることに気がついた。正直不満な点はいろいろあるけれど、それも含めて Pete Townshend そのものを聴いているようだ。
- White City
- これはすばらしい。Face the Face は傑作。
- Deep End Live
- ビデオ版の方が長いのでそちらをお勧め。
- Iron Man
- TheWhoの新曲が聴けるとは思わなかった。LPは一部編集されている。
- Psycoderelict
- 幻の LifeHouse のアイデアですね。
- Psycoderelict Music Only
- 曲間の台詞がない。こっちの方が聞きやすい。
- Scoop
- 未発表曲を含むデモ集。
- Another Scoop
- Scoop の続編。こっちの方が好き。
- COOLWALKINGSMOOTHTALKINGSTRAIGHTSMOKINGFIRESTOKING - THE BEST OF PETE TOWNSHEND
- 初のベスト盤が出ました。なんちゅうタイトルだ。選曲は妥当な線。
- The Lifehouse Chronicles
- Lifehouseのラジオ放送、デモや最近のライブ(ソロ)を集めたもの。
- The Avatar Collection
- '70年代初頭に出されたMeher Babaに捧げられた3枚のアルバムの復刻 +ボーナスCD-ROM(と言っても単なる映像)をまとめたもの。限定発売。
彼はもうレコードは作らないと言っているが、果たして...?
Keith Moon の作品
...たって一枚しかありませんがな。
- Two side of the Moon
- こんなにドラマーのソロらしくないアルバムも珍しい。リマスター盤は、ボーナストラック8曲追加。
John Entwistle の作品
"My wife" や "Boris the spider" などの名曲を残すだけあって、ソロ作品も結構充実している。"My wife", "Heaven and Hell" はソロバージョンも残している。
ついに全作品CD化!!。逃すな!!。
- Smash your head against the wall
- ジャケット怖い。John版 Who's Next といったところか。リマスター盤にボーナストラック1曲追加。
- Whistle Rhymes
- 全般にメロディアス。この辺の雰囲気が The Who であまり生かされていないことを不満に思う。聴いていて心地よいが(俺だけか)、最後に変な世界へ突入する。
- Rigor mortis sets in
- タイトルの"Rigor Mortis"は「死後硬直」の意味だそうな。同名のバンドも結成してます。古き良き Rock'n Roll といった感じだが、歌詞はまともじゃない。音はタイトでバンドっぽい。
- Mad Dogs
- 前作の延長線。よりゴージャスな Rock'n Roll というところか。
- Too Late the Hero
- うーん、やっぱりきわどいなあ、僕にとっては分水嶺。
- The Rock
- 何と新譜が制作されていました。TOTOやBonJoviを想像させる80年代アメリカンロックと言った趣(Anthology の解説によると80年代半ば?に制作されたそうだが)。ちょっと拍子抜け。ほとんど自主制作盤だったが、(ジャケットを変えて)一般発売になった。
- Anthology
- 初のベスト盤。"Too Late..." までの作品から3曲ずつくらいセレクト。リミックス/リマスター済み。やっぱ2ndまでは良いなあ。
- ThunderFingers (The Best of John Entwistle)
- なぜか同時期にベスト盤がまた出た。こちらはオリジナル・ミックス。選曲は多少異なる(1st,2nd寄り)。
- King Biscuit Flower Hour
- '75/3/15のライブ。FM放送用の音源。
ベースがびんびん鳴っているので、Johnファンは必聴です。
いやあ、それ関係なしに気持ちいいなあ、これ。
そういえば "The Best" ってバンドはアルバム作らなかったのか(日本ツアーのみ?)?
Roger Daltrey の作品
Roger の作品も一通り持っているのだが、ほとんど聴いていないのだな。最近のアルバムも買っていないなあ...。
- Daltrey
- 牧歌的というか、とにかく静かなアルバム。彼の好みが最も良く出ていると思う。このアルバムだけはたまに聴く。
- Ride a Rock horse
- One of the Boys
- Parting should be painless
- Under a raging moon
- Can't wait to see the movie
- Lisztomania
- McVicar
禁断の Boot Leg(音源編)
- Flying to New York to go to court
-
- Fillmore West, June 19, '69
- 音質:普通(Sound Boardと言っているが少々怪しい)
Wookstock 以外で Overture 無しの Tommy は初めて聴いた。
- Live at Leeds Complete
-
- Leeds univ., Feb 14, '70
- 音質:Very Good(Sound Board)
ほんの数年前まで "Live at Leeds" はたったの40分だったのに、隔世の感があります。
"Youngman Blues" や "Shaking All Over" の完全版を見つけて喜んでいたのに...。
正規盤(25周年記念盤)との違いは、以下のとおり。
- "Tommy" の演奏が収録されている。正規盤では "Amazing Journey/Sparks" のみ。
- "Youngman Blues" のソロが長い。25周年記念盤でも少し長くなったが、それでもまだ一部カットされていた。
- "My Generation"の"See Me Feel Me"がちょっとだけ長い。
- "Shaking All Over" が長い。正規盤では "Spoonfull" がカットされている。
- "Magic Bus"が驚異的に長い(結構ショック)。
- 曲間の MC が長い。
- などなど...
禁断の Boot Leg(映像編)
"The Kids Are Alright" や "30 yeares..." のビデオでさわりが見られる映像のいくつかは、
完全版、もしくはロングバージョンが、ブートとして出回っている。
- '70 Tanglewood
- 画質は最悪だが、演奏が最高。音もまあまあ。今となっては、Isle of Wightよりも全編を見てみたい。
- '73 Quadrophenia Tour
- なんと Quad Tour の映像がフルバージョンで。白黒で画質も悪いが、Keith がドラッグのやりすぎで失神して退場するシーンがある。そしてお客さんからドラマーを募集して、アンコールを...。
まだまだ続くよ。
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